*

番外編:TGTS01をどうやって使う?

公開日: : 日々雑感


TGTS01はプラッターにそのまま置いても使えますが、
小生の今の使い方のご紹介です。


家にはプレーヤーが5台ありますが、
すべてガラスのターンテーブルシートに変えましたので、
元のプレーヤーに付属していたゴムシートが、
どれがどれだか分からなくなってしまいました(^^;。
いちおう、これだったかな?
というゴムシートを載せてみました。
普通の状態ですね。
どれも真っ黒ですから、
今となってはどれを載せてもよいような...。


ゴムシートを外し、
TGTS01を載せたところです。
付属のゴムシートの厚みは5mmありますので、
厚さ8mmのTGTS01をその上に乗せると
ターンテーブルシートだけで13mmの厚さになってしまい、
アームの調整が厳しいということから、
ゴムシートは外しました。
プラッター取り外し用の大きな穴が2つ見えますので、
あまり格好よくありません。
ただ、プラッターに直接TGTS01を載せてみても、
付属のゴムシートに比べて、
あるいは5mm厚のシングルガラスのターンテーブルシートと比べても、
解像度が上がり、圧倒的に音の質感は良くなります。


元はセーム皮シートをプラッターに載せ、
その上にTGTS01を置いていましたが、
今は47LABの1mm厚豚皮シートを敷いていますので、
その豚皮シートを載せた写真。
写真に撮ったら、
セーム皮も豚皮シートもどっちがどっちかよく分かりません。
ただ、触ると質感が異なります。
二つの大きな穴がちゃんと隠れて、美的にもよくなりました。


豚皮シートの上にTGTS01を置きます。
さらに、格好がつきました。
小生は通常、この状態でレコードを楽しんでいます。
プラッター → 豚皮シート → TGTS01
音がさらに余分なバリを取ったようにタイトになり、
解像度がよくなっていることが分かります。
また、カートリッジ、アームをちゃんと調整してやると、
レコードの最外周と最内周がほぼ同じクオリティで聞けることが多く
(これはレコードによりますが)、
リニアリティが非常に良いです。
もう、レコードファンとして、
これはやめられません。


今度は、豚皮シートとTGTS01を反対にします。
プラッター → TGTS01 → 豚皮シート
おお!音が変わった!
想像では、
プラッター → 豚皮シート → TGTS01の方が、
音が華やかになるのでは?
と思っていたのですが、
逆でした。
プラッター → TGTS01 → 豚皮シートの方が、
音が華やかになります。
この音を好む方もおられるでしょうが、
小生の場合、聞くのは98%クラシックですので、
プラッター → 豚皮シート → TGTS01の方がよい、
という結論で、結局、いつものパターンに戻しました。
それに、1mm厚豚皮シートを上にした時は、
レコードを外す時、
軽くて薄いため一緒に持ち上がってしまいますので、
要注意です。
ただ、これは音に対する好みがありますので、
プラッター → 豚皮シート → TGTS01は音が地味だな、
プラッター → TGTS01 → 豚皮シートの方が良い、
と感じる方がおられても不思議ではありません。

豚皮シートの他にも、
紙製スリップシート、1mm厚セーム皮も試しました。
物入りですね(^^;。
オーディオは金食い虫です。
紙製スリップシートは聞いた感じ、
なんだかパリパリとした質感で、
TGTS01が滑ってしまうことから回転が安定せずアウト。
まぁ、DJはいろいろアクロバティックにレコードを扱いますので、
スリップシート+スリップマットで調整するのでしょうか?

実は豚皮シートの前にセーム皮を敷いてみて、
非常に結果が良かったので、
セーム皮をもう1枚欲しい...と思って探していて、
豚皮シートを見つけたのですが、
家ではセーム皮よりも豚皮シートの方が音の抜けが良くなり、
聴感上もよいことから、そのまま使っています。
識者に聞いてみると、
豚の皮は一つの毛穴に3つの小さな穴が開いているそうで、
それが音的に良い結果になっているのでは?
ということでした。

他にも、1mm厚の防振ゴムシートとか、
和紙のシートもありますので狙っています。
どんな音がするんだろうと興味津々です。
でも、お金が続かない...(;_;)。

いろいろやってみるもんだなと思います。

どういうシステムで聞いているかはTGTS01 試聴記 その1に。
商品の紹介はこちら
kna_baka_syuzo

関連記事

QUADRAL RHODIUM200 試聴記 余録その2

QUADRAL RHIDIUM200を外し、 元の友人作ブックシェルフに戻しました。 と

記事を読む

世界を変えたレコード展

グランフロント大阪北館ナレッジキャピタルイベントラボへ。 開催期間が1か月余りだったのですが、残す

記事を読む

NWJ CLUBプレゼントキャンペーン抽選会実施!!

  プレゼント応募期間が10月31日に終了いたしました。 多数の応募が

記事を読む

取材を取材

就職情報会社の方が、取材に来られました。 社長へのインタビュー、各部署責任者へのインタビューを

記事を読む

番外編 LPレコードを楽しむ

今週はTGTS01試聴記はお休み。 別の用事があれこれ入ってしまい、 なかなか試聴記を更新で

記事を読む

TGTS01 番外編

小生が試聴に使っているのは試作品です。 製品版TGTS01も試聴しましたが、試作品よりもずいぶ

記事を読む

見つけました

やっと見つけました。 以前BLOG(オーディオラックSOUNDMAGIC XU03FS

記事を読む

教会で蓄音機を聞く

11月18日、大阪の船場祭りの一環として行われた、 蓄音機コンサートに行ってきました。 ご担

記事を読む

カタログ完成

SOUNDMAGICの防弾ガラスオーディオラックのカタログが刷り上がりました。 夏らし

記事を読む

2020/11/15 AudioRenaissanceOnline

しばらく忙しい時期が続き、 ブログの間が空いてしましました。 また再開を目論んでいますが(^

記事を読む

SONIC IMPACT TGTS01復活試聴記その5

今回はクラシックのオーケストラに戻して、スタンリー・ブラック指揮ロ

オーディセッション大阪2022

2022年11月5と6日、大阪心斎橋ハートンホテルで「オーディオ

SONIC IMPACT TGTS01復活試聴記その4

  小生がTGTS01を使い始めることに、最初は不安がなかった

SONIC IMPACT TGTS01復活試聴記その3

  オーケストラ、ポップスと続きましたので、次はクラシックでピアノ

SONIC IMPACT TGTS01 復活試聴記その2

TGTS01復活試聴記その2は、カーペンターズの"The Sing

→もっと見る

  • 住所
    〒557-0045
    大阪府大阪市西成区玉出西2-16-3
    ネットワークジャパン株式会社


PAGE TOP ↑