TOKYO AUDIO BASE2019出展後記 2
26日のTOKYO AUDIOBASE2019のネットワークジャパンのブースには、先週に新譜をリリースされたばかりのチェリスト平井麻奈美さんがゲストに来られました。平井さんは、クラシックはもとより、CM曲やサラ・ブライトマンのツアー、YOSHIKIクラシックツアー等、内外の有名アーティストのライブコンサートで活躍する実力派です。
可憐な容姿に加え、お話もお上手で、客席の皆様にも演奏はもとより楽しいお時間をご提供できたのではないかと思います。
彼女のお話の中で、コンサート会場は、ホールにより大きさや床の材質が違い、チェロのエンドピンの素材を都度カーボン等数種類の中からホールに合った選択をされているとのお話。オーディオでも、オーディオ機器の足下を色々な素材のスパイクでチューニングすることが常識なっている旨お伝えすると大変驚いておられました。
演奏の方は、最新アルバム「Negai」の中から「アメイジング・グレース」と「アヴェ・マリア」の2曲を演奏して頂きました。
「アメイジング・グレース」をQUADRALのAURUM VULKAN9にて生演奏との比較試聴、そして平井さんのオリジナル曲でアルバムタイトルにもなっている「願い」を同じくVULKAN9で、平井さんと来場者の皆さんに聴いて頂きました。
平井さんに、新譜の録音時の苦労話等をお聞きしながら2曲を演奏いただきましたが、彼女の繊細な指使いやダイナミックなボウイングが奏でる「アメイジング・グレース」は、彼女が朗々と歌っているようで、その豊かなチェロの音が会場内の隅々に響き渡り、空気が入れ替わったかのように一変しました。
「アヴェ・マリア」の演奏は、優しく絹の布で体を包み込まれたような感覚を覚え、気持ちの安らぐ演奏だったのが大変印象的でした。
平井さんの演奏後、AURUM VULKAN9でもアルバムCDの「Negai」から同曲の「アメージンググレース」と彼女のオリジナル曲「願い」をお聴き頂きました。
VULKAN9の試聴については、来場者の方からも「quadral のスピーカーで聴いた音は、生演奏の時の空気感まで伝わってきて、あたかもそこで演奏しているようでした」とのコメントを頂きました。
平井さんにも比較試聴後にお礼方々お話をお聞きしました。「普段、家のステレオで聴いている時の音と全然違い、録音した時のイメージどおりの聴こえ方でビックリしました」とのお話を頂きました。
盛況のうちにイベントを終えることができました。
今回のイベントをオファーしていただいたティートックレコーズの佐々木さんや多くの来場者の皆様にもお礼申し上げます。
TUNTUN
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