*

QUADRAL GALAN 9 試聴記 その1

公開日: : 最終更新日:2017/06/10 試聴記, CLASSIC, QUADRAL, GALAN 9



QUADRAL AURUMシリーズの一番小さなスピーカー、
GALAN 9を自宅で試聴することになりました。
リスニングルームには、
JBL4312をLUXMANのアンプで聞くシステムがあるのですが、
あいにくアンプが不調で、
今回はGALAN 9をパソコン部屋に押し込んでの試聴と相成りました。
パソコン部屋といっても、
通常、日本ハンス・クナッパーツブッシュ研究会のホームぺージのために、
さまざまな同録音で異なるレーベルのLPやCDを聞いたり、
その他のブログを更新するために音楽を聞く部屋ですので、
リスニングルームより、
実は、こちらで音楽を聞くことの方が多いです。
また、元々、シンセサイザーなどで音楽を作っていたことがあるため、
機材を背高のラックに積んでゆくことに抵抗がなく(^^;、
レコードプレーヤー、
CDプレーヤー1 Accuphase DP-70、
プリメインアンプ Accuphase E-306V、
CDプレーヤー2 Pioneer PD-T06、
CDレコーダー Marantz、
DATデッキ TEAC、
カセットデッキ TEAC
その他を、180cmの縦型ラックに入れています。
機材はどれもハイエンドではなく古めですが、全部現役です。
レコードプレーヤーは低い位置に移したいのですが(^^;。

同一演奏、録音の異盤を聞き比べるときには、
STAXのイヤスピーカーを使います。
元々、音楽を作る時の習慣で、
ヘッドフォンでモニターすることの方が多いです。
パソコン部屋でスピーカーを鳴らすときは、
知人が作った癖の少ない小型ブックシェルフスピーカーを使用しています。

QUADRAL GALAN 9を試聴するためには、
オーディオ的に、
いかにも「役不足な環境」
ということを白状するという煙幕を張っておき(^^;、
いざ、試聴の開始です。

「エージングはかなりできている」
ということだったのですが、
家にGALAN 9が来て鳴らしてみると、
「あれ?こんな音なのかな?」
と少し拍子抜けしました。
でも、常々新しい機材の試聴の時には必ず試聴する
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮による、
DECCA盤「ワルキューレ」第1幕(ステレオです)を聞いているうちに、
音がガラッと変わったのに気が付きました。
エージングはまだまだ進行中だったのですね(^^;;;;。
そのため、同じ音源を何回も鳴らし、
音の変化を聞き比べました。
「ワルキューレ」第1幕の前奏曲は嵐の音楽ですが、
嵐がさらに激しくなる様子を、
コントラバスの「ズン!」という底光のするような音で聞かせてくれます。
この「ズン!」が最初響かなかったので、
ブックシェルフだから仕方がないのかなぁ...、
サブウーファーが要るのかなぁ...、
などと同じボリューム位置で何回か聞いているうちに、
かなりの迫力で「ズン!」が響き始めました。
これがないと「ワルキューレ」じゃないよな、などと考えながら。
歌手が出てからは、文句のないバランス、音像感です。

次に、リボン・トゥイーターの威力を確かめるため、
ヴィクトリア・ロス・アンヘレスのLPを引っ張り出し、
聞いてみました。
さすがリボン・トゥイーターの威力は目覚ましく、
ロス・アンヘレスの清浄で美しい歌声が、
いつもより突き抜けて聞こえてきます。
陶然とするほどの高音が聞けました。
それでいて音の暴れがありません。
非常に気持ちのいい高音です。
使用したカートリッジは、
普及版MCカートリッジのDENON DL-103です。

さらに、モノラル録音を聞くことも多いので、
LPとCDで、いくつかモノラル録音を聞いてみました。
ほとんどのモノラル録音盤は問題なく聞くことができましたが、
ソースを選ぶようで、
ドンシャリ型にマスタリングしてあるソースでは、
アンプで、あれこれ調整する必要がありました。
パラメトリックイコライザーがあれば楽できるのですが。

もっと足回りの工夫
(パソコン部屋にはスピーカースタンドがありません)や、
対策をいろいろとしてみたかったのですが、
いかんせん部屋が狭く、
なかなかそこまで至りませんでした、と言い訳。
スピーカーとリスニングポイントまでの距離がそれほどなく、
ニアフィールドでの試聴です。

いろいろ聴いたメディアでは、
なんと、LPをORTFON MC20(カートリッジ)でダビングしたDATが、
非常に気持ちよく聞くことができました。
クラシックだけではなく、
ナット・キング・コールの歌声なんて、
ワクワクするくらい素晴らしかったです。
オワコンと言われて久しいDATですが、
今でもかなりいい音ですね。
DATは、家ではまだまだ現役です(^^)。

次回以降、音盤紹介を兼ねて、
GALAN 9試聴記を更新してゆきます。

【GALAN 9のスペック】
形式:2ウェイ バスレフ
出力:80/140 W
周波数特性:36…65.000 Hz
クロスオーバー周波数:2900 Hz
能率:85 dB
インピーダンス:4Ω
トゥイーター:quadral quSENSE アルミニウム リボン
ウーファー:155mm quadral ALTIMA
寸法(w x h x d):33 x 21 x 29 cm
重量:10 kg/1台

記:kna_baka_Syuzo

関連記事

QUADRAL GALAN 9 試聴記 その9

ベルギーの作曲家ウジェーヌ・イザイは、 無伴奏ヴァイオリンソナタがことのほか有名で、 多

記事を読む

AURUM RODAN9試聴記8 スピーカーケーブル交換編

過去のAURUM RODAN9の試聴記には、REALCABLEの普及価格帯のスピーカーケーブルを使用

記事を読む

QUADRAL AURUM SEDAN 9 試聴記その9

アンプをAccuphase E-306Vから、 LUXMAN L-540に変えてみました。

記事を読む

オーディオセッション イン大阪2017 無事終了しました 

オーディオセッションin大阪が無事終了いたしました。 多くの方々に参考出品のAURUM MON

記事を読む

QUADRAL AURUM SEDAN 9 試聴記その2

前回、スピーカーのセンター位置の割り出しに、 「モノラル音源が楽」と書いたのですが、 考

記事を読む

帰ってきたASCENT20LE試聴記 その3

2013年に85歳で亡くなったコリン・デイヴィスは、 一時期、飛ぶ鳥を落とすような勢いがあ

記事を読む

2017年5月7日、ポタフェスに出品しました

大阪で「ポタフェス」が開催、 弊社もORB様のブースでQUADRAL RODAN 9を展示、た

記事を読む

QUADRAL RHODIUM200 試聴記 余録その2

QUADRAL RHIDIUM200を外し、 元の友人作ブックシェルフに戻しました。 と

記事を読む

帰ってきたASCENT20LE試聴記 その4

小生が最近はまっていることは、 30~40数年前のカセットテープに録音した音源の復活です。

記事を読む

帰ってきたASCENT20LE試聴記 その2

ビートルズは、 小生が子供のころから、 リアルタイムで接してきたアーティストです。 今

記事を読む

TGTS01 番外編

小生が試聴に使っているのは試作品です。 製品版TGTS01も試聴

2020/11/15 AudioRenaissanceOnline

しばらく忙しい時期が続き、 ブログの間が空いてしましました。

TGTS01 試聴記 その14

小生が試聴に使っているのは試作品です。 製品版TGTS01も試聴

TGTS01 試聴記 その13

小生が試聴に使っているのは試作品です。 製品版TGTS01も試聴

TGTS01 試聴記 その12

小生が試聴に使っているのは試作品です。 製品版TGTS01も試聴

→もっと見る

  • 住所
    〒557-0045
    大阪府大阪市西成区玉出西2-16-3
    ネットワークジャパン株式会社


PAGE TOP ↑