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QUADRAL ASCENT20LE 試聴記 その1

公開日: : 最終更新日:2017/06/27 ASCENT20LE, QUADRAL, 試聴記

QUADRAL AURUM GALAN 9から、
ASCENT20LEに乗り換えての試聴開始です。
GALAN 9は驚異的な解像度と周波数特性でしたが、
ASCENT20LEはさらに小型で、
そこまでのスペックはないものの、
やはり解像度に優れ、
同価格帯のブックシェルフスピーカーを凌いでいます。

なにより、
ニアフィールドで聞くと、
GALAN 9ではいやでも集中しながら聞けてしまうという、
ハイファイスピーカーながら
モニタースピーカー系の鳴りっぷりも併せ持っていましたので、
いろいろな録音の細部まで聞けたのですが、
ASCENT20LEの鳴り方は非常にニュートラルで、
そこまでの細部は聞けないながら、
おおらかに音楽を楽しませくれます。
ながら的にでも、
集中して音楽を聴くということでも、
ASCENT20LEはスピーカーを意識せず、
安心して聞くことができるという大きなメリットがあります。

足回りは、
スパイク付デュポンコーリアンを3点支持で敷き、
低域もしっかり出ていますので、
非常にいい感じです。

トゥイーターはAURUMシリーズのようなリボンではありませんので、
GALAN 9のような突き抜けた高域は聞けませんが、
充分な高域を聞くことができます。

家にある古いCDプレーヤー、
Accuphase DP-70とPioneer PD-T06では、
GALAN 9では当たり前のようにDP-70の方が、
凄い解像度で聴かせてくれたのですが、
ACSENT20LEでは、
PD-T06の20KHz以上の音を再生する、
当時のPioneer独特のレガートリンクコンバーションシステムとの相性が非常によく、
DP-70よりも気持ちよく音楽を楽しむことができています。
20KHz以上の音は人間の耳には聞こえませんが、
倍音が豊かになって中域が充実して聞こえるというメリットがあります。
また、高域の周波数特性がかなりあっても、
つながりの悪いスピーカーはペケです。
ASCENT20LEはその点、合格です。

DP-70とPD-T06をSTAXのイヤースピーカーシステムで聞くと、
圧倒的にDP-70の方が音の解像度、
ダイナミックレンジともよいのですが、
こと、スピーカーで鳴らすとなると、
CDプレーヤーとスピーカーの相性が大切になるようです。
今回はPioneer PD-T06でASCENT20LEを聞くことにしました。

ASCENT20LEで、
まずクラシックからジャズ、ポップスまで試験的に聞いてみたのですが、
これぞ小型ブックシェルフのスタンダード!
ともいえる音を聞くことができます。
聞き疲れが全くなく、
それでいて解像度も高く、
かなりの小型ながら周波数特性にも優れているという、
ある意味、驚異的な性能を持っています。

小生はワーグナーのオペラや、
ブルックナーやマーラーの長大な交響曲を聞くことが多いので、
ニアフィールドで「聞き疲れがしない」
ということは、
スピーカー選択の大きな条件になります。
凄い音を聞かせてくれるスピーカーでも、
1時間も聞くとヘロヘロに疲れてしまう...というのは、
できれば避けたいという面がありますので(^^;。

次回から、いろいろな音楽を、
ASCENT20LEで聞いてゆきたいと思います。


ASCENT20LE
【スペック】
ASCENT 20LE (アセント20LE)
型式:2ウェイ
基本デザイン:バスレフ型入力:定格60W/最大90W周波数特性(Hz):40~46,000Hz
クロスオーバー周波数(Hz):2.700Hz
能率(dB/1W/1m):86dB
インピーダンス(Ω):4~8Ω
ユニット構成:Tweeter φ25mmAluドーム型トゥイーター
Woofer φ135mm Titanium-PP
サイズ:H30.9cm×W17.7cm×D27.0cm
重量(kg)1台:5.15kg
ターミナル:ゴールドコンタクト シングル・ターミナル
価格:ペア 138,000円(税別)
仕上げ:マットブラック

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